2月8日 理事のお天気だより(斉田季実治)

今週のお天気だよりは、斉田季実治がお送りします。
2月に入り、新年度へ向けて準備を進めている方も多いと思います。

先週末、東京に来る前に働いていた福岡へ赴き、師匠の吉竹顕彰さんや元同僚の皆さんにお会いしてきました。全国各地の気象キャスター、地方自治体で防災に取り組む人、銀行や宇宙館の館長!?など、様々な場所で活躍する方たちの話を聞いて、エネルギーを得て帰ってきました。


【写真】福岡の上空、大濠公園

気象情報は様々な分野と関わりがあり、人びとの生活に欠かせないものになっています。
私は小さいころから全国各地に住んだ経験が空や気象への興味に繋がり、報道記者を経て、気象キャスターになりました。
気象 × 報道 = 防災specialist
を目指して独立し、活動を続けてきましたが、様々な分野と掛け合わせることで、気象の情報や知識を生かす場はもっともっと広がっていくと感じています。
気象の予測は細分化が進み、狭いエリアの予報、短時間の予報の精度がかなり上がってきたことで、気象キャスターの役割も変化しつつあります。


【写真】東京に来て間もないころ?

私は新年度、「NHKニュースウオッチ9」を担当して8年目、東京に来て14年目になります。天気を予想することに加えて、天気予報の未来も予想しながら、新たな取り組みを進めることを考えています。ご協力のほど、よろしくお願いいたします!

担当理事:斉田季実治