10月11日 理事のお天気だより

私がいるWCN中国四国地区は
以前から勉強会やイベントを盛んに開催してきましたが
新型コロナウイルスが蔓延した2020年以降、
表立った活動ができない状況が続いていました。
しかーし、広島市の西区役所から依頼もあって
8月21日に広島市西区のショッピングセンターで開催された
防災の啓蒙イベントに久々に出展しました。

ご存知の通り、広島では
2014年(平成26)8月、広島市安佐南区・安佐北区などでの土砂災害
2018年(平成30)7月、西日本豪雨で県の広い範囲での土砂災害・洪水害・浸水害
大きな災害が立て続けに発生し、多くの方が亡くなりました。
また去年は、場所によって西日本豪雨に匹敵する大雨が降ったほか
今年も台風14号で県の西部で大雨となりました。
人的被害はなかったものの、
山がちな広島市西区では去年土石流が多発しました。
そこで、2014年8月の災害発災日に近い時期に
もう一度、災害に対する知識と対策の周知を図ろうと企画されたのが今回のイベントです。

イベントでは私のほか
岩永 哲さんと会員に復帰された玖保陽子さんも参加し
キキクルやハザードマップをはじめとした
気象情報や命を守る情報についてスマホを使っての入手方法を紹介しました。

当日の午前中は雨上がりもあって過ごしやすかったのですが
お昼から天気が持ち直してカンカン照り… 暑かった(´Д`)
しかし、西区の区長さんをはじめ、多くの方がブースに立ち寄ってくださいました。
印象的だったのが、大学生の方が多く来てくれたこと…
大学で防災の分野を勉強していることや、
昨今の状況から興味があって、より詳しいことが知りたいなど理由はさまざまでしたが
こういった若い人たちが今後リーダーシップをとるようになってくれれば
多くの命を失わずに済むなと、大変頼もしく思いました。
(立ち寄った人たちには、岩永さんと玖保さんがガッツリ対応していました)

また今回は気象庁のマスコット「はれるん」がイベントの応援に駆けつけてくれました
いつもは広島地方気象台の台長室に鎮座しているはれるん、
久々の外出ということもあって、大人気! ブースの動員に大貢献してくれました!!
しかし、はれるん移動時の扱いはひどく、どう考えても我々は「不法投棄の怪しい人」でした…
(行き交う人たちがみんな変な目で…)

担当理事:波田健一