2017年11月5日、「環境省presents気象キャスターと一緒に考えよう 親子で学ぶ地球温暖化」が広島市立江波山気象館(企画室)で開催されました。
今回の講師は、天達武史さん・岩永哲さん・勝丸恭子さん・岸真弓さん・横田真理子さん・杉山真理さん。
前説は気象館学芸員の遠藤さんと藤森代表。
お二人の軽快なトークが会場の雰囲気を和やかにしてくださいました。
今回は募集の段階で700名を超える方からのお申し込みがあり、抽選で選ばれた約200名の方にご参加いただきました。
お客さんの中には会場まで1時間以上かけて来てくださったご家族も参加されていて、広島のお客さんのイベントへの期待度が感じられました。
キャスターの皆さんのお客さんとの距離を感じさせないトークがお客さんの笑いを誘い、最初から最後まで賑やかで温かい時間を過ごすことができました。
以下講師の皆さんの感想です。
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【天達武史さん】
地元のキャスターのみなさんとコラボレーションできて嬉しかったです。今回は話を
聞いてもらうというより、参加型のイベントで皆さんとふれあいながら地球の未来を
学べたのが一番よかったです。
子供たちの温暖化に対する意識が高く、様々なアイデアが出たのは嬉しかったです
ね。
みんなが温暖化対策のリーダーになれると思いますので、広島から日本中に発信して
いただけたら思います。
【岩永哲さん】
小学生でも低~高学年が一緒なのでみんなを同じように楽しませるのは大変だなとちょっと思いました。
広く浅くやるのがいいのか、もう少しメリハリをつけ他方がいいのか、どっちがいいのかよくわかりませんが、もう少し地元に関連した話題を考えればよかったなと思います。
参考までにうちの小4の娘の反応は、
・「2100年の天気予報」が一番楽しかった。
・もう少し映像があってもよかった。
と言っていました。
やる分にはあれくらいの会場のサイズがちょうどいいようには思いますが、
倍以上の人に断りを入れるのは申し訳なかった気もします。
【勝丸恭子さん】
初めての参加でした。
親子で、子ども達の年齢もばらばらで、90分という長丁場で雰囲気がわからず少々心配ではありましたが楽しい会になったような気がしています。
大人向けでも長いと感じる90分という時間ですがそろそろ疲れそうかなという所に
体を動かしたり参加したりできる内容が組み込まれていたので、実際、飽きてぐずったりする子ども達も少なかったように感じます。個人的にも、呼吸で出す二酸化炭素の量(風船の大きさ)には驚きました。そういう仕掛けがたくさんあったことや生活ボックスなどでも積極的に発言が出て想像していたよりも盛り上がったように思います。
会場の広さも大きすぎず声を出しやすかった面があるかもしれないと思いました。
今回は6人で役割分担をして、ステージ裾から出たり入ったり入れ替わりが激しかったので、自分の頭の中に流れを入れるのは大変でした。出たり入ったり、一人ひとりの発表、みたいになりがちなところを天達さんのフリートークがそう感じさせない雰囲気を作られていると感じて、そういう流れ作りを見習いたいと思いました。
【杉山真理さん】
講師として初めて参加させていただきました。テレビと違い、お客さんが反応する声が聞こえ表情が見えるのは、とても緊張しました…というのが一番の感想です。一方で、子どもたちを惹きつけ、アドリブやフリートークで楽しませている先輩方の姿には、すごいなぁと思うばかりでした。今後も経験を積んで、精進したいです。